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有限会社ラプトゥは、車の ボディコーティング 車の ルームクリーニング を得意とする総合メンテナンスショップです。

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〒223-0058 神奈川県横浜市港北区新吉田東8-27-10

車の内装素材

当社では車のルームクリーニングをおこなう際、お車の内装素材により洗浄方法を変えております
ここではシートを例にとり素材別のクリーニング方法をご説明いたします。

ビニールシート

最近では、あまり見かけなくなりましたがバンやトラックには今も使われている素材です。
ビニールのシートはプラスチック製の内貼りや家庭用のビニールクロスと
基本的に同じ構造となりいかにして表面のしわにアクセスできるかがポイントとなります。
専用洗剤を吹き付け水で湿らせた目の細かいスポンジで縦横に軽く擦り
固く絞ったクロスや乾いたクロスで拭き上げます。
ご自分で洗浄されたいときは
家庭用の床用洗剤を水で2倍に薄め、食器用スポンジ等につけて縦横に擦ります
その後すぐに固く絞ったタオルで拭きあげます、このときあまり広範囲におこなわず
座面、背もたれ共に4〜5分割位に分けるのがポイントです
1ヶ所を重点的におこなわないのも色の違いを出さないポイントです
スポンジに汚れが移らなくなれば終了です。
洗剤をすぐに拭き取らないと変色する恐れがあります。


布(ファブリック)シート

ほとんどの車に採用されているシート素材です。
専用洗剤を吹きかけ、スチームにて表面の汚れと共に中の汚れの成分を分解し
汚れを浮き上がらせます、固く絞ったクロスか乾いたクロスで
汚れが移らなくなるまで拭きあげます(この方法を転写法といいます)
汚れの状況によってはリンサーを使用し強制的に汚れを吸い出していきます
ファブリックシートのクリーニングにおいてのポイントは
汚れの分解と汚れの吸出し方法が重要です。
ご自分で洗浄されるときは
家庭用の床、台所用洗剤をシートに吹きかけ
水で緩くしぼったタオルでシートを軽く湿らせる感じで拭きあげます
そのとき洗車用ブラシで軽く擦ると効果的です
その後乾いたスポンジかキッチンペーパーで水分を吸い取り乾いたタオルで拭きあげます
タオルに汚れが移らなくなるまで繰り返します。
あまり一か所を重点的におこなわないでください、色が合わなくなる可能性があります。


スウェード(バックスキン・アルカンタラ)シート

特別仕様車や上級グレードに多いシート素材です。
最初に水に湿らせた綺麗なスポンジで表面をたたき、軽く湿らせてから専用洗剤を吹きかけ
専用ブラシで一定方向にやさしくブラッシングし乾いた綺麗なクロスを押しつけながら
水分と汚れを吸いあげていきます。
ご自分で洗浄されるときは
洗面器などにぬるま湯を入れ洗濯用洗剤と柔軟剤を少し入れます
(洗濯時の割合より薄いくらい)
その中にタオルを入れ軽く絞り広範囲に一定方向に軽く撫でるように拭きます
その後乾いたタオルを軽く押し付けながら水分と汚れを吸いあげていきます。
非常にデリケートな素材ですので強く擦らないでください。

革シート

本革シートと呼ばれていますがほとんどのシートがいわゆる合皮です
合皮はビニールシートとほぼ同じ洗浄方法になりますが
色によって使用する洗剤と道具が違います
また年数が経過したもの、ひび割れがあるもの、表面に塗装がしてあるものも状況に応じて
洗浄方法や洗浄ツールを変えていきます。
ご自分で洗浄されるときは
シートのひび割れ、スレなどの有無を確認してください
(ひび割れなどある場合は当社にご相談ください)
濃色系の場合はビニールシートの洗浄時の洗剤よりも薄めて(4倍くらい)同様の方法で
洗浄してください。淡色系はビニールシートとほぼ同様でかまいませんがそれでも
綺麗にならないときはボディ用水垢落とし(コンパウンドの入っていないもの)を
綺麗なスポンジにつけ細かく縦横に擦りタオルで軽く乾拭きしてください
市販洗剤を使用した場合もどちらの場合も洗浄後は
家具用の保護材を薄くつけて保湿してください。
洗剤が濃かったり、液だれさせると100%変色しますのでご注意ください。

天然革シート

一部の輸入車に採用されるシートです。
本来、天然革はシートには向いていない素材です
なぜなら革の手袋やグローブ、本革のお財布やバックをお使いになられたとき
汗で変色したり、しわになったり、縮んだり、水に濡れて乾かすと硬くなったりした
経験がございませんか?天然革とはそのような素材なのです
逆にそのようにならない場合は合皮だということです。
上記のようなことから現在の状態、色、劣化具合、その車のメーカーにより洗浄方法
使用する洗剤、クリーナーもまったく違います。
ご自分で洗浄されるときは
あまりお勧めできませんが簡単な汚れであれば柔らかい布(ネル地等)に
革フローブ用のクリーナーもしくは植物性ハンドクリームを付け軽く拭いてみてください
それ以上の場合は絶対に無理をせず当社にご相談ください。

化学繊維(ウール等)シート

ある年代の国産高級グレードに採用されていたシートです。
最近は、ほぼ使われなくなりましたが、この素材も非常に厄介でシートには向いていないと思います。
衣類でもドライクリーニングマークがついたものをご覧になったことがあると思いますが
水分が入ると日光にあたって蒸発する際、化学反応を起こして変色しますまた多くの洗浄洗剤は
中性、アルカリ性のものが多くウールは成分に硫黄分を含みますので簡単に黄変します。
洗浄時は専用クリーナーかアルコールを使用します、しかしその場合でも強く力を加えると
繊維同士が擦れまたも化学反応を起こし黄変するといった厄介な素材です。
ご自分で洗浄されるときは
この素材に関しましてはお勧めできる方法がございませんので当社にご相談ください。
以上、簡単に説明しましたが上記の素材でも状態、色、年代、等によっても違った洗浄方法と
なる場合があり、ご紹介しました洗浄方法もほんの一部です。

ご自分で洗浄される場合は
シートの状態によってはシート地を痛めたり変色させる恐れがございます
そのような状態になりましても当社では責任を負いかねますので必ず
目立たないところでテストするなど、ご注意の上洗浄してください。



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